カンガルーケアで子に脳障害 今治の夫婦病院提訴






出産直後に新生児を母親に抱かせる「カンガルーケア」で、

病院側が経過観察や事前の説明を怠ったため

新生児に重度の脳性まひが残ったとして、

今治市の夫婦らが18日までに、

病院を開設する同市の医療法人に介護費や治療費、慰謝料など

計約2億2883万円の損害賠償を求める訴えを松山地裁に起こした。





原告側は訴状で、カンガルーケアの目的や

危険性などの事前説明がなく、

自己決定の機会はなかった





▽低血糖による脳障害予防の治療をせず、漫然とカンガルーケアを実施した

▽心拍数や血圧などを測定する機器を付けずに退室し、経過観察措置を取らなかった

▽助産師や医師から「手足が冷たくなったりしたら呼んでくださいと言ったでしょ」

と怒鳴られた―などと主張している。





被告の医療法人は「弁護士と相談し、真摯(しんし)に対応していきたい」としている。