「胸の上の悲劇 〜カンガルーケアの功罪〜」(引用)
2010年 5月 30日(日)JNN九州沖縄ドキュメント「ムーブmove」
2010年第21回放送分 制作:RKB毎日放送 ディレクター:高藤 秋子
去年12月、長崎市内の産科医院で生まれた赤ちゃん。
元気な産声、呼吸、心音、体重問題なし。
ところが60分後、母親の胸の上で赤ちゃんの呼吸が止まった。
今も自分で呼吸することができない。
回復は厳しい状況だ。
呼吸が止まった時、赤ちゃんに行われていたのはカンガルーケア。
カンガルーケアとは、赤ちゃんを母親の胸の上にのせ、肌と肌を密着させるものだ。
もともと、親子の絆を深めることを目的にNICU=新生児集中治療室で、
離れ離れになっている母子を対象に行われていたが、10年ほど前からは、
母乳の出が良くなる効果を期待して一般の産科施設にも広まり、
出生直後の赤ちゃんに行われるようになった。
ところが、長崎市の赤ちゃんのようにカンガルーケア中に容体が急変するケースが相次いでいる。
数年前から一部の医師が警鐘をならしているが、事故が後をたたない。
なぜ同じ悲劇が繰り返されるのか。カンガルーケアの功罪を考える。

5/30(日)にRKBより放送されました。
(RKB「ムーブ」HPより引用)