カンガルーケアの経験談(その1)


(某HPより引用)



現在、全国の7割の産科がカンガルーケアを導入しています。



もともとはNICUに入院中の赤ちゃんがお母さんと触れ合えるようにするために導入されました。

その後、母乳の出が良くなる、愛着形成に良い、などの理由で

分娩直後の赤ちゃんにも実施されるようになりました。





事故が多発しているのはこの「分娩直後のカンガルーケア」です。





全ての事故に共通しているのは、「事前説明なし・医療従事者の不在」という事です。

原因はいろいろで、私が知っているのは、赤ちゃんが冷えてしまって低血糖になって呼吸が停止。

赤ちゃんの足を曲げずにうつ伏せにしたので酸素飽和度が下がってしまった。

赤ちゃんが動いてしまって窒息してしまった。などです。





実は昨年カンガルーケアをしたのですが、子供は左を向いた私の右の首筋に

顔を埋めるように置かれてしまい、子供が小さめだったこともあって、

子供の体を殆ど見る事が出来ない姿勢で実施しました。

子供の鼻がふさがったらどうしよう、と不安に思ったのですが、

付き添いがいるからいいかな、と思っていました。







でも、知らない間に皆いなくなってしまって、手元にナースコールもなかったため、

30分後に看護師が来るまで身動き出来ず怖い思いをしたのです。

新生児をうつ伏せにするのだから、忙しくて見ていられないならせめて、

親が子供の状態を観察できるようにするべきじゃないのかなあと、思いました。







カンガルーケアの事故について、親も見てあげていないといけないね、

という意見も良く見かけますが、どうやっても子供を見てあげられない姿勢で実施する

病院もあるので、(私がとらされた姿勢が一般的かどうかは分かりませんが)難しいと思います。





昨年の6月に事故多発を受けて、カンガルーケアのガイドライン(安全指針)が発表されました。





http://www.seirei.or.jp/hamamatsu/hama/guide/kcm/under/kcm_f03.htm





ここには十分な事前説明と、機械と人による十分な観察が必要である事が示されています。

これからKCを希望される方は、ガイドラインに則った手順で実施するよう、

病院に要望すべきと思います。